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第34回 社団法人北海道建築士会全道大会(小樽・後志大会)のご案内

大会テーマ  「北国での快適なまちの再生」
        サブテーマ  ~地域の資源を生かしたまちづくり!~

 
開催日  平成21年10月3日(土) グランドパーク小樽
(小樽市築港11番3号)
第34回 社団法人北海道建築士会全道大会実行委員長
(社)北海道建築士会小樽支部 支部長 作左部 洋司
 第34回北海道建築士会全道大会は、「小樽・後志大会」として後志ブロック管内の小樽をはじめ、後志、岩内、余市、古平の5支部からなる実行委員会を設立し開催します。
 後志地域は、面積4,300㎢、人口25万人で、温泉が数多く点在しリゾート地として注目されるニセコ地区周辺や蝦夷富士ともいわれる羊蹄山など、雄大な自然景観を有しています。また、北海道開拓の玄関口として栄えた小樽には、往時をしのぶ多くの石造倉庫や銀行建築などの歴史的建造物が保存、再活用され、独特の街並み景観が残されています。
 今回の大会では、地域の資源であるこれらの自然や先人が残した貴重な遺産に歴史の重みを感じながら、建築士の様々な視点で「北国での快適なまちの再生」について考え、これからのまちづくりへのヒントを見つけていきたいと思います。
 新鮮な海、山の幸がそろい、酒どころでもある小樽・後志へ、皆様のお越しを心よりお待ちしています。
 
 大会プログラム                  会場 グランドパーク小樽(旧ヒルトン小樽)
月  日 時  間 開    催    内    容 会    場
10月3日(土)  10:00~  来賓・大会参加者受付開始 5階 「ホワイエ」
 10:30~12:00  理事・支部長・事務局長合同会議 5階 「樹 海」  
 13:00~14:45  分科会  
  A分科会
   「子ども・家・Hokkaido・結ぶ」(結び)(結)
5階 「 海 」
  B分科会
   「まちづくりの光と影」
5階 「銀 河」  
  C分科会
   「北国のまちの未来予想図」
5階 「流 星」  
 15:00~16:30  大会式典 5階 「樹 林」  
 16:45~18:00  基調講演 5階 「銀 河」  
 18:15~20:15  懇親会 5階 「樹 林」  
 
 分 科 会
 A分科会  テーマ「子ども・家・Hokkaido・結ぶ」              女性委員会
             ~再生して住み継ぐ古い家 in 小樽~
 「子ども・家・Hokkaido」の活動は10年目を迎えます。
冊子の発行、セミナーの開催、活動報告などの発信を通して、多くの方々と考え、新しい繋がりも出来ました。
 今年は、「住まい」、「再生」をキーワードに、小樽に現存する昭和初期の住宅を子育て世代の家族が住まうことになった、と仮定し、まちの歴史や文化をも含めて、古い家を住み継ぐための暮らし方やその再生方法をワークショップ形式で考えます。
 B分科会  テーマ「まちづくりの光と影」                    まちづくり委員会
             ---観光まちづくりは何を残したのか---
 小樽市は、観光客が年間800万人を超える北海道を代表する観光都市です。この大きな原動力となったのが、昭和50年代の小樽運河保存運動や、近年の「雪あかりの路」などに代表されるような、市民によるまちづくり活動です。これらの活動は、歴史あるまちを守りたいという願いや、観光を通じてまちを元気にしたいという熱意が発端であり、臨港地区の賑わいは、小樽という土地がつむぎだしてきた歴史的資産とこれら市民の取り組みが上手くかみ合った結果でしょう。しかしながら、着実に店舗展開していく道外企業に比べ老舗百貨店の閉鎖にみられる地元企業の疲弊している姿、さらに本州資本の大規模商業施設の浮沈が、地域の活力に大きな影響を及ぼすなど「光と影」も見え隠れします。また、道内では抜き出た市民によるまちづくり活動を展開する小樽市ですが、一方では人口の流失や高齢化に歯止めのかかる様子は今のところ見えてきません。
 今回の分科会は、小樽のまちづくりに関わる方々を交えながら、まちづくりに潜むさまざまな光と影とともに建築士としていかに地域の活力を引き出していくのか、みなさんと一緒に「まちづくりの気づき」を得てみたいと思います。
 C分科会  テーマ「北国のまちの未来予想図」                青年委員会
             ~自分のまちに宛てたラブレター~
歴史的建造物が数多く残り、個性豊かな魅力がいっぱいの小樽。
自然環境にも恵まれ、全国的に知名度の高い観光都市です。
そんなステキなまち小樽にもかつて様々な歴史がありました。
ストックの時代に入ろうとする今、私達はこれまでのものを活用し豊かな生活を作り上げることを求められています。今回の分科会では小樽の特色を生かした街づくりを事例に、これからも楽しく過ごしやすい北国の良好な景観形成・まちづくりを考えたいと思います。
みんなで考えると「そうか!」「それいいね!」がきっと見つかるはずです。
一緒にまちの未来予想図を考えましょう。
 基調講演  『伝えることで北海道を活性化~テレビニュースの設計図~』                  5階 「銀 河」
講師 : 北海道文化放送(UHB)キャスター 京谷 和央 氏
 1965年小樽市出身。小樽潮陵高、日本大学法学部新聞学科卒。十勝毎日新聞社を経て1993年UHB入社。1999年FNNモスクワ特派員。2006年「UHBスーパーニュース」キャスター。政治経済担当としてエア・ドゥやマイカル小樽など取材。「高度一万メートルの挑戦 エア・ドゥ就航の真実」で1999年FNNドキュメンタリー大賞受賞。モスクワではプーチン大統領(当時)就任式、チェチェンゲリラ劇場占拠事件など取材。2001年のアメリカ同時多発テロ事件に続くアフガニスタン戦争では、首都カブールや隣国タジキスタンなどから現地リポート。
 
 北海道の今を伝えるテレビニュース。制作現場には様々な職種の人が関わっている。取材記者、カメラマン、ディレクター、編集マン、アナウンサー…。それぞれの立場で一つのニュースを仕上げるためには、建築の世界と同様、的確な設計図が欠かせない。
 ニュースは明るい話題だけでなく、時に不正を追及したり、辛く悲しい出来事も伝えなければならない。しかし、どのようなニュースも北海道を元気にするという大目標を踏み外すことのないよう、努力を続けている。
 北海道を活性化するニュース報道…その思いを、伝えるチームが共有するための設計図はこうして生まれる。
 青年サミット

日 時

平成21年10月2日(金)(受付13:00) 開始13:30 終了17:15

  13:00~ 受付
  13:30~13:40 挨拶、説明
  13:40~16:30 法改正WS   (170分)
  16:30~17:15 しりべしまちづくりショー  (45分)
  17:15~18:30 終了、片付け、コンドミニアム チェックイン (75分)
  18:30~20:30 懇親会  (120分)
  21:00~      セカンド交流会
 
会 場  サミット会場:「HANAZONO 308」 住所:虻田郡倶知安町岩尾別328
          サミット参加費・・・1,500円
 懇親会会場:「ホテルニセコアルペン」
          住所:虻田郡倶知安町字山田204 電話0136-22-1105
          懇親会費・・・4,500円
 宿泊先:コンドミニアム(Hokkaido Tracks) 宿泊費(朝食付)・・・7,600円
 
テーマ 「建築士自らの手で信頼される制度をつくりたい」
         
~士会は味方、武器にして地域に繫げよう~
 
主 旨  改正建築基準法や改正建築士法の施行に伴う、それぞれの地域や職域での問題点や疑問点などを話し合います。建築士自らが法や制度の理解を深め、より良い法改正や制度改正、運用方法を検討し、未来へ向けて信頼される制度づくりができるように有意義な意見交換を行いましょう。
多くの参加をお待ち致しております。
 第34回全道大会会場ご案内



 大会ポスターデザイン


 
第34回北海道建築士会全道大会(小樽・後志大会)参加申込書のダウンロード(PDF)
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