設計専攻建築士部会  第1回
北海道建築士会札幌支部 「設計専攻部会」第1回 議事録

日時:2009年 2月12日(木) 18:30~20:30
会合場所:北海道建築士会 札幌支部事務局 (北3条西7丁目緑苑ビル3階)
参加者(敬称略):横山幸弘、遠藤崇能、本江悠紀、川原昌彦、針ヶ谷拓己、谷内義文

■打合せ議事録

◆出席者を確認、新しく川原さんと針ヶ谷さんが参加されたので、各自自己紹介を行った。
◆前回(第5回準備会)議事録を確認し、特に修正箇所はなしとの事であった。第4回議事録が札幌支部のHPに未掲載なので掲載を依頼している、との事である。
◆1月23日(金)に行われた札幌支部の総会において、「設計専攻部会」の発足と事業計画、事業予算が承認されたので、今回が正式な「設計専攻部会」の第1回会合となる。
◆具体的な活動として『設計専攻建築士ファイル』を作成するために、まず呼びかけ文及び応募要領の内容を検討していく。横山氏と遠藤氏からたたき台の案について説明がなされた。
◆『設計専攻建築士ファイル』の作成について、札幌支部の範囲で設計専攻建築士は現在71名登録されているが、設計専攻建築士(登録済、登録準備中)の方への参加の呼びかけについては設計専攻建築士だけでなく、ある程度広範囲に行う必要があるとの意見があった。

◆『設計専攻建築士ファイル』への収録(登録)対象者について、1.事務所登録済の建築士事務所に所属、2.その事務所の管理建築士(か開設者)、3.設計実績があること、を「前提条件にする」かどうかについて、検討を行い各自意見を述べた。
◆1の事務所登録については特に異議はなかった。3の設計実績については設計専攻建築士の登録の要件になっているので、省略してもいいのではないかという意見があった。
◆2の管理建築士(か開設者)に限定するか否かについては、色々な意見があった。組織事務所あるいは施工会社設計部に所属する「設計専攻建築士」で管理建築士でない方は、設計専攻建築士ファイルに収録(登録)されなくなるが、希望者はいるのではないか、という意見があった。それと関連して、管理建築士と同等の責任ある立場の方で、1事務所につき1名まではファイルへの収録(登録)を認めてもいいのでは、という意見もあった。
◆また、『設計専攻建築士ファイル』(上記2に該当する方)と『設計専攻建築士リスト』(2に該当しない方)に分けてはどうか、という意見があった。あるいはファイルへの収録(登録)がされなくても、パネル展示する機会に展示出来ればいいのでは、という意見があった。

◆結論はまとまりきらなかったが、次回3月の部会でファイルの「作成要領」と「募集案内」を決定したいというスケジュールにより、まずは管理建築士(か開設者(代表者))の範囲でのファイル作成を進めながら、その条件に該当しない希望者への対応を検討していく、という事が現実的ではないか、今回が最初なのでまずは限定された範囲での『設計専攻建築士ファイル』作成を進めながら検討を継続する事が重要ではないか、という意見があった。
◆また、収録(登録)する対象者を設計専攻部会などが審査・認定を行う事は、作業上も責任上も難しいので行わない事とする。

(続き)
◆レイアウトについては、今まで検討してきた経緯をまとめた案に若干修正を加え、次回には決定したい状況である。左上の顔写真の上に「設計専攻建築士」と登録番号の表示を行う。詳細は「作成要領」としてレイアウト、必須内容、フォントまで具体的に示す事とする。建築士事務所の概要欄に、事務所の開設者名も記載する事とする。スペースの1/3以上の設計図面を入れる事はレイアウトの条件とする事とする。
◆提出物としては、A4の完成版2ページ見開き1セットとして5セット提出していただく事とする。提出された5セットをクリアファイルに差し込み5冊のファイルを作成する。
◆パネル作成用にCD等にコピーしたデータも必要となるのではないか。解像度などの指定もした方がいいのではないか、との意見があった。

◆今後の日程としては、3月末までに札幌支部所属の「設計専攻建築士」(71名)にFAXでお知らせし、4月中旬の「設計専攻部会」頃までに申し込みを受け付け、5月中旬の「設計専攻部会」頃までに出力ページを応募してもらい、『設計専攻建築士ファイル』を作成する。WEBサイト版を作成し、5月末までの公開を目指す事とする。
◆その頃に対象を広げて中間報告会を開き、パネル化の詳細を検討する。6月末までにパネル化作業を行い、7月初旬の「建築士の日」のイベントでパネル展示を行うスケジュールを想定している。

◆次回第2回の部会は3月19日(木)の18:30から同じ場所で会合を行う。
◆「STREET」への掲載内容などについては、遠藤氏が取りまとめ事務側へ依頼する。
  議事内容は今まで同様谷内がまとめる。
                                     以上。