大会テーマ「大地に根ざした北の建築士」

風の見えるまち留萌から...

大会概要・プログラム

社団法人北海道建築士会 全道大会実行委員長
留萌支部 支部長 安田国雄

第35回 北海道建築士会全道大会は、「留萌大会」として、留萌支部の留萌分会、羽幌分会、北部分会からなる実行委員会を立ち上げ開催します。

留萌での開催は、豪雨のため中止となりました昭和63年の「まぼろしの留萌大会」以来2度目の開催となりますが、今回は無事に開催できることを留萌支部全会員が願っているところであります。

留萌支部は1市7町1村すべてが日本海に面しており、南北194kmにおよぶ海岸線は「日本海オロロンライン」として親しまれ、暑寒別天売焼尻国定公園などの景勝地を有する自然に恵まれた地域です。

また、留萌沿岸は江戸時代より、昭和30年頃まで百年以上にわたりニシン漁の（千石場所）として名を馳せ、当時を偲ぶ建築物が北海道遺産に選定されています。

我々建築士は、日本海の荒波と吹き上げる強風にさらされる厳しい自然と向き合い「大地に根ざした北の建築士」として、先人たちが育んだ歴史や遺産を守りながら少子高齢化、地球温暖化などの近年の課題解決に積極的に取り組み「安心で安全なまちづくり」を目指してまいります。

南は増毛町の国稀酒造（日本最北の造り酒屋）で始まり、北は幌延町のトナカイソーセージまで美味なものが豊富で人情味ある留萌へ、会員のみなさまのお越しを心よりお待ちしています。

大会プログラム